Book

『経済経営リスクの日中比較』

[rakuten:book:13279078:detail]去年滋賀大学で行われた中国の大連大学との合同研究会「経済経営リスクの日中比較」で報告した論文が書籍になりました。詳しい内容はこちらにどうぞ。私は第4章「多国籍企業の中国におけるR&D活動とスピルオーバーの経済学…

 推薦図書「選挙の経済学〜投票者ななぜ愚策を選ぶのか」

選挙の経済学作者: ブライアン・カプラン,奥井克美,長峯純一出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/06/25メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 137回この商品を含むブログ (34件) を見る衆議院選挙があるからってわけじゃないですが、読んでみました。内容…

推薦図書 水野和夫『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』

人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか作者: 水野和夫出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2007/03/01メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 120回この商品を含むブログ (50件) を見る Amazonの商品説明より1990年代半ば以降、急速に進展したI…

 推薦図書 ダイアン・コイル(著) 『ソウルフルな経済学−格闘する最新経済学が1冊でわかる』

ソウルフルな経済学―格闘する最新経済学が1冊でわかる作者: ダイアン・コイル,室田泰弘,矢野裕子,伊藤恵子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2008/12/05メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 47回この商品を含むブログ (19件) を見る最初カバーを見た…

 推薦図書 伊藤元重(編) 「リーディングス 格差を考える 」

リーディングス格差を考える作者: 伊藤元重出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る 目次 序章 格差論争を理解するために 第1章 所得格差 第2章 雇用格差 第3章 若年の格差 第4章 教育格差 第…

 推薦図書 ティム・ハーフォード 「人は意外に合理的」

人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く作者: ティムハーフォード,遠藤真美出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2008/11/20メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 98回この商品を含むブログ (45件) を見る著者は少し以前に「ま…

最近読んでいる本

技術伝播と経済成長 ―グローバル化時代の途上国経済分析 (開発経済学の挑戦)作者: 戸堂康之出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/05/26メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る日本企業の東アジア戦略―米欧アジア企業との国際比…

西島章次(編) 『グローバリゼーションの国際経済学』

グローバリゼーションの国際経済学 (新しい日本型経済パラダイム 第 3巻)作者: 西島章次出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/02/15メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見るこの本は神戸大学の2003年度から07年度までの21世紀COE…

農産物保護の偏りが自給率の低下の原因???

中国産の餃子事件や最近の穀物価格の高騰を受けて日本の食糧自給率の低さが注目を浴びています。4月1日号の週刊エコノミストの特集は『日本が飢え死にする』でした。 日本の食料自給率が低いのは良くないという特集だったんですが、農産物市場の保護について…

小峰隆夫/日本経済センター(編) 『超長期予測 老いるアジア』

超長期予測 老いるアジア―変貌する世界人口・経済地図作者: 小峰隆夫,日本経済研究センター出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2007/10/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (12件) を見るこの本は、日本経済センター…

日本経済新聞社編 『イギリス経済再生の真実』

イギリス経済 再生の真実―なにが15年景気を生み出したのか作者: 日本経済新聞社,日経=,日本経済新聞=出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2007/11/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見るBeatlesやPaul Wellwerなど好き…

 北欧と福祉

以前、東洋経済の北欧特集について紹介しました(http://d.hatena.ne.jp/eisakukun/20080118/1200669022)。 その中では、柔軟な労働市場に基づく北欧の成長モデルについて紹介しましたが、今回は福祉について紹介したいと思います。北欧と言えば高福祉国家と…

 週刊エコノミスト1月15日号 特集「外国人労働者受け入れと日本経済 労働開国」

少子高齢化が進む日本は、今後労働者不足が問題となってきます。 労働者不足を解決する方法は、次の3つが考えられます。1)高齢者や女性など今まで活用されてこなかった労働の活用、2)機械化(ロボットの活用)やイノベーションによる労働生産性の向上、そ…

週刊東洋経済1月12日号 特集「北欧」はここまでやる〜格差なき成長は可能だ!

先週発売された東洋経済の北欧特集は非常に興味深いものだった。キーワードはサブタイトルにもある、格差の解消と経済成長の両立、いやいや、平等な社会だからこそ成長できるのだということだ。この特集では、少子高齢化対策、医療政策、教育政策、労働政策…

『スティグリッツ教授の経済教室』 ジョセフ・E・スティグリッツ(著)

スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く作者: ジョセフ・E・スティグリッツ,藪下史郎,藤井清美出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/10/19メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 97回この商品を含むブログ (36件) を見る…