知識経済

地方国立大学は国外企業との連携を探る

日本経済新聞3月16日付13面の記事です。 地方国立大学 産学連携、海外に活路 地方の国立大学が海外企業との産学連携に力を入れている。和歌山大学と岩手大学はそれぞれ英国、中国企業に研究成果を移転した。金沢大学は特許料収入のうち海外からの割合が7割に…

 特許制度は経済成長をもたらすのか?

先進国における経済成長のエンジンといえば、イノベーション(技術革新)であることは、広く認められているところであり、多くの国が国内のイノベーション体制を整備・強化しようとしている。その際に、イノベーションを活発化させるために、イノベーションがも…

滋賀大学リスク研究センター日中合同研究報告会「経済経営リスクの日中比較」での報告要旨

先日書いたように、10月20日に滋賀大学で行う日中合同研究報告会「経済経営リスクの日中比較」で研究報告する「中国におけるR&D活動と技術流出リスクの経済理論」の報告要旨ができたので、ここに公開しておきます。 報告題:中国におけるR&D活動と技術流出リ…

 研究報告3連発

今月は研究報告をする機会が3度もあり、その準備でかなり忙しいです。研究報告は、まず最初が10/11・12日に兵庫県立大学で行われる国際経済学会の全国大会です。 タイトルは「外国企業のR&D 投資誘致競争の経済分析」です。 論文と報告要旨のリンクを貼って…

週刊東洋経済1月12日号 特集「北欧」はここまでやる〜格差なき成長は可能だ!

先週発売された東洋経済の北欧特集は非常に興味深いものだった。キーワードはサブタイトルにもある、格差の解消と経済成長の両立、いやいや、平等な社会だからこそ成長できるのだということだ。この特集では、少子高齢化対策、医療政策、教育政策、労働政策…

 技術のグローバリゼーションは進んでいる。

Voxより Is distance dying at last? (http://www.voxeu.org/index.php?q=node/535) 一般的に企業の生産技術や経営ノウハウといった知識というものは、簡単に外国や遠くはなれた地域には伝わりにくいものと考えられています。 なぜなら、企業の技術や知識と…