アジア
みずほリポート 2009年4月6日発行世界金融危機とアジア〜資本フロー・貿易の縮小を通じた影響と各国・地域の政策対応今回の世界金融危機がアジア経済に及ぼす影響について、113ページにも及ぶ精力的なレポートがまとめられていた。世界金融危機は国際資本移…
VOXよりAsia and Global Stagflation世界的インフレの中、これまで高成長を遂げてきたアジア諸国も原油や食糧価格の上昇の影響でインフレ率が上昇している。このブログ記事では、そのようなインフレに対してアジア諸国はこれまで以上の金融引き締めと自国通…
外国人看護師第一陣が今夏にも来日か (Yahoo!Japan 5月15日) 5月15日15時21分配信 医療介護情報CBニュース インドネシアとの経済連携協定(EPA)が、5月半ばにはいよいよ発効する。発効すれば、早ければ7月にも日本で看護師・介護福祉士の資格取得・就労を目指…
先日、開発援助と経済成長の関係について、必ずしも開発援助が援助受入国の経済成長につながるわけではないという事を書きました。 (http://d.hatena.ne.jp/eisakukun/20071019/1192802350) 今日は、開発援助が経済成長につながるパターンとして、開発援助が…
今日は少し根本的なことを書きたい。 途上国の経済政策の目的は国民所得の増大であり、経済発展であるということは言うまでもないだろう。 経済発展とは国における生産力の増強を意味する。生産力の増強とはほとんどの場合工業化を意味する。インドのようにI…
今日は少し経済学の視点から、国際的な労働移動や国際間の産業移転について考えていきたい。 基本的な国際経済学では、労働賃金に格差がある二つの国の間で労働移動が自由化されると、労働賃金の高い国から低い国へと労働が次々と移動する事によって両国の賃…
昨日まで5日間、中国の広州・杭州・上海と旅行してきました。中国の発展ぶりを直接見ることができて、とても有意義でした。 その旅行前と旅行中にいくつかの本に目を通しました。 まずはメコン流域国の経済発展戦略―市場経済化の可能性と限界作者: 日本政策…
今日は、メコン川流域の開発が与える影響を3つのグループの立場から考えて見たい。 まず、メコン川流域に立地する後発国(ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー)の立場から考えてみよう。 後発国であり、国内開発の資金を外国に依存するこれらの国にとっ…
発展途上国の経済発展とは、一言で言うと「国内生産力の増強」である。 国内生産力が増加すれば、国内所得の増加につながるし、国内所得が増加すれば国内消費が活発化する事によって、更なる国内生産の増加を見込むことができる。 ここでいう国内生産力の増…
今日は、アセアンの市場統合が特にアセアン後発国(ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー)に与える影響について考えて見たい。 これも、前回と同じく「日本の東アジア戦略~共同体への期待と不安」の第一章「市場統合と日本の役割−ASEAN後発国の発展…
日本の東アジア戦略~共同体への期待と不安作者: 日本総合研究所調査部環太平洋戦略研究センター,渡辺利夫出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2005/07/15メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見るこの本の第1章「市場統合と日…
日イ経済連携協定に調印、エネ安保焦点 インドネシアを訪問中の安倍晋三首相は20日、ユドヨノ大統領と自由貿易協定(FTA)を含む経済連携協定(EPA)に調印した。日本は東南アジア諸国連合(ASEAN)原加盟国すべてとEPAを締結したことになる。インドネシアと…
僕が大学生だった頃(90年代前半)、開発経済学を専門にしていた先生のゼミに所属したこともあって、NIEsやASEAN諸国の経済発展について勉強しました。 当時のASEANは、外国からの直接投資を積極的に受け入れて、輸出志向型の工業化によって高い…