養殖業のビジネスモデルの担い手は??

 
世界的な魚需要が増加する中、漁獲高が伸び悩まざるを得ない状況の下で、養殖業に対する期待が高まっている。
 
養殖業については、環境問題や安全・衛生上の問題など様々な問題がありますが、そんな中、養殖業の発展のためには、消費者に受け入れられるようなビジネスモデルを考えなければなりません。
ここでいうビジネスモデルとは、いかに効率よく安全かつおいしい養殖魚を育成するのか、もしくは消費者に高い価格で買ってもらえるようなブランド力を持つのかということです。
 
では、そのビジネスモデルの担い手は誰なのか?

まず考えられるのは、実際に養殖をやっている産地ですよね。地産地消という言葉もありますが、産地が地域振興のために自分達の産出する養殖魚をどのようにして消費者に受け入れられようと工夫をするのか、もしくは地域の行政府がそれをどのように支援しているのか。様々な試みがなされていると思います。
 
次に考えられるのは、水産業界の企業です。特に多国籍企業になると、国内だけではなく国外にも養殖事業を展開することができるため、水産物の安定供給を考える際には無視できない存在です。
例えば、ニッスイのHPなんかではニッスイフロンティアと題して、世界各地で行っている事業の紹介を行ってますが、その中に養殖事業もいくつか紹介されています(http://www.nissui.co.jp/corporate/frontier/index.html)。
 
また、小売業界も担い手の一つです。最も消費者に近い立場から水産物の供給を考える際に、水産物の安全や味に対する信頼を得るために、小売業は養殖業の選別を厳密に行い、その信頼性を消費者に伝える事に力を入れています。
例えば、イオンのHPでは、消費者の養殖魚に対する信頼を高めるために、HPで養殖業に対する不安を払拭する事に努めています(http://www.aeon.jp/kodawari/osakana/about/aquaculture/index.html)
 
このような養殖に関連する業界の担い手に注目していくうちに、養殖業の発展にはどのような条件が必要なのか、その実現のために必要な政策や施策はなんなのかがわかってくるのだと思います。
 
今日はこの辺で
 

A Hard Day's Night ? ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

A Hard Day's Night ? ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

 
The Beatlesは少し前にRubber Soulを紹介しましたが、今回は初期の名盤とも言うべきA Hard Day's Nightです。
このアルバムは全曲オリジナル曲で構成されているのですが、当時はロックグループが全曲オリジナル曲でアルバムを作るなんてありえない話だったらしく、その意味でもロックの歴史を変えたアルバムです。
収録曲はどれも子気味良く気持ちいいです。オープニングの「A Hard Day's Night」「Can't Buy Me Love」のキャッチーさ、「If I Feel」のジョンとポールの絶妙なハーモニー、「I'm Happy Just Dance to You」のジョンのカッティングのかっこよさ、「And I Love Her」の甘ったるさなど前半(レコードのA面にあたる)はまったく非の打ち所がないです。
また、後半も僕がこのアルバムの中で一番好きな「I'll cry Instead」や「You Can't Do That」のコーラスワークなど、これまたいい曲ばっかりです。
ジャケットもアイドルグループ全開って感じでなかなかいかしてます。アイドルグループなのになんでこんなにいい曲書けるんだろう、本と彼らは天才です。