Swing Out Sister

 
最近ソフトバンクの携帯のCMでSwing Out Sisterの「BreakOut」が使われているので、今日はSwing Out Sisterを取り上げます。
以前、今日の一枚でベストアルバムを取り上げましたが(http://d.hatena.ne.jp/eisakukun/20070927/1190900537)、以前ドラマの主題歌がヒットして、日本では結構有名なアーティストなんです。
僕は、ドラマの主題化がヒットするずっと前からファンだったので、そのドラマの主題歌なんかよりも初期の名曲の方がずっと好きで、変に売れて嫌だなあなんて思っている口でした、はい。
 
では、まずはソフトバンクのCMで使われている、Swing Out Sisterがまさしく音楽シーンでBreakした曲となった「BreakOut」から、どうぞ!
 

ブラスのリフで勝負ありですよね。
サビの"Don't Stop to Ask / Now You've found a break to make at last / You've Got to find a way, say what you want to say / Breakout!"
なんて歌詞は、まさしく、これから前に向かっていくぞって言うポジティブさを象徴しています。そして、まさしくSwing Out Sisterはこの曲でBreakoutしたわけです。
 
この曲のように、ブラスとストリングスを使ったドラマチックなアレンジっていうのは僕は大好きですね。オーケストラやジャズをうまくポップソングに取り入れているってなんかおしゃれじゃないですか。
 
次の曲もそういうドラマティックなアレンジの曲です、「Twilight World」。


 
曲間のトランペットの手振りがいいですよね。リズムも不思議な乗りでボーカルのコリーンの動きが良いです。
ボーカルのコリーンは歌がうまいって訳じゃないですが、耳に残るんですよね。彼女に限らず、少し太めの声質の女性ボーカルって僕は好きです。
 
次は、イントロからスリリングなアレンジになっている「Surrender」です、どうぞ。
 

 
「サッレンダー、サッレンダー、サッレンダー、サッレンダー!」ですわ、好きだなあ。これは振られた相手への復讐を誓う歌なんですが、少しこわ〜い女心の情念がうまく出ているような気がします。

最後は、僕が「Breakout」と同じくらい好きな、パーフェクトなポップソング「You're on my mind」をどうぞ。
 

 
オープニングからエンディングまでまさしく完璧なアレンジだって思います。サビの「Searhing for a perfect ending that we'll never fine」ってところが切ないです。
 
ちなみに、このSwing Out Sisterは前回取り上げたSimply Redと同じくイギリスのマンチェスター出身のグループなんです。マンチェスターといえば産業革命の起こった町で有名で、僕も行ったことあるんですが、工業都市でおしゃれって感じはなかったんですけどね。Sinply Redといい、Swing Out Sisterといい、おしゃれなミュージシャンを輩出しているんですよね。