佐野元春

 
佐野元春は、僕の中学3年から高校生にかけてのアイドルですね。アイドルというより師匠といったほうがいいかも。
この年代の時は、ちょうど、音楽にはまっていた時で、いつも新しい音楽を求めていた頃に、凄くいい刺激を与えてくれたアーティストです。
一番好きなアルバムは、以前このブログでも紹介した「カフェ・ボヘミア」というアルバムで、もう20年も前のアルバムなんですが、今聞いてもやっぱいいんですよねえ。
 
というわけで、そのアルバムから「Young Bloods」をどうぞ!

いかにも80年代って感じのPVですねえ、まあそれはともかく、この曲は以前紹介したThe Style Councilの「Shout to the top」のパクリって言われている曲です。それは大学になって知ってずっこけたんですが、でもパクリだろうがなんだろうがやっぱいい曲です。
高校のときにバンドで演奏したこともあります。「冷たい夜にさよなら〜〜」ってなんかいいですよね。
 
次は、これも好きな曲ですね、「Wild Hearts」です。どうぞ!
 

 
The Style Councilも、さっき紹介した「Young Bloods」もそうなんだけど、僕はこういうホーンセクションを活かしたバンドサウンドに弱いんですよね。
メロディはそんなに抑揚がないんですが、なんかクルマを運転しながら口ずさめる歌って感じでよいです。僕はクルマ運転できませんが(苦笑)
 
佐野元春は、サウンドも好きなんですが、歌詞も文学的で好きなんです。「彼女は今うつむいてる。言葉が闇をすり抜ける。一つのキス、重ねるごと、静かな雪が降り積もる」なんてなかなか書けないですよ。
 
じゃあ、次はギターのカッティングが気持ちいい曲「Strange Days」をどうぞ!
 

 
ピアノの音がいいですよね、それに間奏の伸びやかな展開も好きです。「あの光の向こうに突き抜けたい!闇の向こうに突き抜けたい!この夜の向こうに突き抜けたい!」ですよ。「さよならを言い出しかねて、無駄な言葉が費やされて、いつもの夜が過ぎていく」ですよ。ええなあ。
 
最後は、「99ブルース」をどうぞ!
 

 
イントロがなんかアラブっぽい雰囲気があって面白いですよね。ドラムとパーカッションの醸し出すリズムもかっこいいです。
タイトルの99ブルースって当時は気づかなかったけど、今思うと99=100より1足りないって言う意味で、いろんなものに満たされているような現代社会に欠けているものに対する不満を表していたんだなあって、その言葉にこめたい見の深さにびっくりしています。
 
今日はこの辺で